どうもkobaです。
今日は最近知った新しい知識についての備忘のような形になってしまいますが、
「骨」の話について書こうと思います。
学生の時、私はそれほど勉強ができるほうではなかったのですが、
それでも確か骨密度は20歳前後をピークに年齢とともに下がるもので、
骨粗しょう症になってしまったら、骨密度を下げないためにお薬を飲むのであって、
骨密度は上げることは出来ないんだよ。って教わった記憶があります。
実際、仕事でもそのように説明して投薬してきました。
しかし、最近ネットをポチポチしていると以下のような文言が・・・・
「骨密度を高める働きのあるMBPを配合したトクホ飲料」
え?骨密度って20歳過ぎても上げることできるの?
気になって読んでみると、どうやら牛乳中に含まれているたんぱく質にMBPというのがあるようで、
このトクホ飲料を6カ月飲み続けると骨密度が上がったという事らしい。
一応、科学的には確認されているようであり、理論的には間違いはないけれど・・・・
そこで、骨粗しょう症について少しお話します。
骨粗しょう症って?
骨粗しょう症とは骨の骨密度が下がることで、スカスカの骨になってしまい、骨折しやすくなってしまうことを言います。
具体的には健康な若い人の70%以下の骨密度だと骨粗しょう症と診断されるようです。
なぜ骨粗しょう症になるの?
骨は毎日Caの血液への吸収と、骨の形成を繰り返すことで、入れ替わっているのですが、年齢や、ホルモンの関係、生活習慣(運動、食事、喫煙など)などによって、バランスが崩れて、Caの吸収が増量することで、スカスカの骨が増えてしまいます。
骨折するだけではないの?どうなるの?
骨粗しょう症になると、枯れ枝の骨のようになってしまい、少しの衝撃で折れやすくなります。
例えばくしゃみをした拍子にぽきっと、しりもちついてぽきっと、重たいものをもってぽきっと、いくこともあるようです。
また、太ももの骨などが折れて歩けなくなったりもします。
お年寄りに多いのが脊椎圧迫骨折です。
背骨の一つ一つが下図のように折れてしまいだんだん背骨が曲がってしまいます。
特に閉経後の女性の方はホルモンのバランスが崩れて骨粗しょう症になりやすいといわれています。
骨粗しょう症の予防
ではどうしたら骨粗しょう症にならないで済むのでしょうか?
まずは、小魚、乳製品(チーズ、牛乳など)などのCaを食事に取り入れることです。
このようなものもあるようです。
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しかし、Caを取るだけではだめです。
ビタミンDも取らないといけません。
これは簡単に取れます。1日15分以上日光浴をすればいいのです。
後は適度な運動です。
筋肉をある程度つけておかないと、骨がもろくなるそうなので、定期的に運動することで、筋肉をしっかりつけるようにしてください。
いかがでしたか?
きになるMBPのトクホはさておき、
骨粗しょう症、非常に怖い病気です。
Caをしっかりとって、日光浴をして、しっかり運動するようにしてください。
今のところ、骨密度はなかなか上がらないものと考えて、予防に徹した方がいいと思いますので。
また、もしMBPの作用が本物であるなら、骨粗しょう症の治療薬も変わってくると思います。
その時はまた記事を書こうと思います。