どうもkobaです。
義理の父が糖尿病です。
そのためか、結構糖尿病については興味があり、多少勉強して、薬局で、勉強会をしたこともあります。
ただ、勉強会といっても、学術的なことではなく、日々の生活習慣や、食事に関することなど、
患者さんに分かりやすく説明するための勉強会を行いました。
今回はその内容を簡単に書いてみようと思います。
糖尿病じゃないから関係ないと思っている方もいると思いますが、
ダイエット等に興味がある方も参考になることは多いとおもいます。
糖尿病とは?
一型糖尿病と、二型糖尿病があり、先天的に糖質を分解するインスリンの分泌量が少ない方を1型、
食生活などで膵臓が弱ってしまい、後天的にインスリンの分泌量が少なくなってしまった場合が2型といいます。
糖尿病になってしまって一番怖いのは自覚症状がない事です。
しかし、血糖値の高い状態が続くと、血管がボロボロになってしまい、合併症が現れます。
特に怖い症状が、網膜症、末梢神経症、腎症の3大合併症です。
3大合併症とは?
網膜症・・・目が見えにくくなり、ほっておくと見えなくなります。
末梢神経症・・・手足にしびれを感じ、それが悪化すると痛みが出てきて、歩くのもつらいようです。
腎症・・・腎臓が機能しなくなります。タンパク尿が出て、透析を行わなければならなくなります。
透析するという事は、1日おきに半日使って血液の洗浄をしなければならないです。
このような症状が起こってしまう前に、しっかり血糖値の管理、血糖コントロールを行いましょう。
血糖コントロールとは?
血糖コントロールとは、血糖値を上げないことです。
そのためにはまず、当たり前ですが、血糖値の上がるものを食べない、
つまり、炭水化物、糖類です。
具体的には米、パン、小麦粉、白糖、ジャガイモ、果物などです。
次に、食事後の血糖値の上昇を抑える。
これが結構重要です。
どうしたらいいの?
初めに考えなければならないことは食生活です。
炭水化物取りすぎていませんか?
甘いものの間食していませんか?
ジュース、スポーツドリンク飲んでいませんか?
まずはここから改善しましょう。
具体的には、炭水化物は1食100g以下を目標にしましょう。
これは非常に少ないです。でも、この量になれるようにしてください。
ちなみにタニタの推奨するご飯の量は150gです。こんなお茶碗もあるみたいです。
薬局で、こうアドバイスするとご飯食べないと元気が出ない仕事ができないといわれますが、
取りあえず、夕飯だけでもどうですか?寝るのに余分なエネルギーはいらないと思います。
パンは食パンよりもライ麦パン、砂糖は白糖よりも黒糖、ご飯は麦ごはん、脱穀米などがおすすめです。
食事のイメージとしては白い食べ物よりも、茶色っぽい色のついた食べ物を取るようにしましょう。
次に間食、ジュース、スポーツドリンクはやめましょう。
どうしても間食したい方には低GIのお菓子を勧めています。
最近では低GIのチョコレートなどもあります。
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ジュース、スポーツドリンクはお茶、水に変えてください。
これらは飲まなくても大丈夫です。
食生活の次にトライしてほしいのは食後の運動です。
なかなか運動する時間が取れないよ、腰、膝が痛く運動なんてできないよ。
って方は、まず、食事した後すぐに横になるのはやめて、食器を洗ったり、部屋を片付けたりして、少しでも体を動かすようにしましょう。
これだけでも随分食後の血糖値上昇は抑えられると思います。
つまり、食後の血糖値の上昇を抑えるには、食後に血糖値を消費すればいいのです。
食後の運動がだいじなのです。
いかがでしたか、生活習慣を大きく変えることはなかなか難しいと思いますが、
少しずつこれらのことを試してみて、少しでも血糖値を抑えられればいいと思います。
もう一度いいます。糖尿病の怖いところは自覚症状がないところです。
3大合併症にならないためにも生活習慣を見直して血糖コントロール頑張ってください。